70代の父親が、防災無線からながれてくる「尋ね人(行方不明の高齢者)のお知らせ」を聞くたびに、自分もそのうち家に帰れなくなるんじゃないかと心配するようになりました。

自分の位置情報を家族が把握できるようにしたいとの希望だったので、いくつか候補を挙げてみました。

1. GPS専用端末(GPSbot)を持つ

 メリット:本体も毎月の費用も安い。小さい。簡単。移動した経路がわかる。

 デメリット:位置情報をリクエストできない。
       動くと位置情報を送信するため、よく移動するとバッテリーの減りが早い。
       小さいとはいえ荷物が一個増える。

2. iPhoneを持つ

 メリット:位置情報がリクエストできる。10秒程度で確認できる。
 デメリット:初期費用が高い。端末が大きい。トラブル時に自分で対応できない。
       使いこなせるか心配だ。

3. 安スマホを持つ

 メリット:安い。位置情報がリクエストできる。
 デメリット:位置情報取得に時間がかかる(失敗することも)。
       位置情報端末としてもつには邪魔。トラブル時に家族が誰も対応できない。

4. 今持ってるガラケーのGPSを使う

 メリット:荷物が増えない。
 デメリット:同じキャリアの携帯を持ってる人がいないので、費用や手間がかかりすぎ。



手っ取り早く導入できるのが1だったので、今回はGPSbotを使ってみることにしました。理想はiPhoneかな。


購入から導入まで


amazonで購入しました。どこで購入しても値段は同じらしいです。4月ごろは電力会社等で千円くらい値引きのキャンペーンをやってました。少しでも安く手に入れたいならキャンペーンを狙うのもありですね。



専用ケースではありませんが、AirPodsのケースがきつめだけどぴったりということで一緒に購入しました。ぐいぐいと押し込むとケースが少し変形しますが、蓋が閉まる所まで押し込みました。ケースの下部に穴が空いていて、GPSbotを取り出さずに充電ができます。GPSbotをいれる向きを間違えないように注意しましょう。




設定に関しては拍子抜けするくらい簡単です。検索すればいくらでも出てくるのでここでは割愛します。

実家へGPSbotを宅急便コンパクトで送る


クロネコさんに配達をお願いしました。GPSbotは充電して現在地が表示されている状態です。どこの道を通って配達されるのかなと、少々楽しみにしていました。

家の近くのクロネコ営業所にずっと表示されていて、時折位置情報が更新されました。たぶん荷物を移動させていたのでしょう。夜中0時すぎてもそのままで、結局トラックが移動を開始するより前に寝てしまいました。GPSbotは移動履歴が見られるので翌朝確認してみると、なんと一気に他県に移動していました。100km/hを超えると更新されないようになるそうなので高速道路上では記録されないとは思いますが、営業所から高速道路までは記録されそうなのに・・・荷物がたくさんつまってて電波が届きにくかったのかもしれません。

他県に到着してからは下道を移動していたからかどの道を通ったかだいたいわかる程度に記録がついていました。実家近くのクロネコ営業所に到着し、数時間保管されていました。そこから配達に出発し実家に到着するまで見続けましたがちゃんと表示されていました。

位置情報の精度と更新


朝から夕方までいろいろ移動していましたが、一度だけ動かなくなりました。こうなるとこちらからできることは何もないので見守るしかありません。実際は3分ほどで移動できる距離なのに40分後くらいに自宅に到着したと通知が来ました。電波状況が悪かったのか、GPSbotが位置情報送信を怠っていたのか・・・ユーザからはわかりません。やはりリクエスト機能は欲しいですねぇ。

建物内にいると位置情報の精度が落ちますが、行くお店はわかってるのでその付近に留まっていればわかります。大きくずれているところはありませんでした。

バッテリーの減りが結構早い


思ったよりあちこち移動するのでGPSbotが休む暇がありません。バッテリー優先モードにしていますが1日で50%になったので二日は厳しいかもしれません。。また、振動を感知しているのか、自宅にいながら数分おきに移動履歴が更新されます。私の家で充電していた時にはずっとスリープしていたので、充電場所(保管場所)の問題かな。毎日充電しないとダメかもしれません。

一番手間取ったこと


母も70代です。母のiPhoneに、GPSbotのアプリをインストール、ユーザ登録、ログイン等の操作をするようメッセージアプリを使って指示しましたが、これに時間がかかりました。40分ほどかけてようやく登録完了しました。自分でやったら5分もかからず済む話です。。。

居場所がわかる安心感


高齢者だし、やはり居場所は確認できる体制にしておきたいですね。自分たちで探すにしろ警察に助けを求めるにしろ、居場所が特定できたほうが無駄がないですから。