賃貸物件で楽器を使うことは難しい


 現在賃貸アパート住まいです。一戸建てのときと違って騒音には気を使います。一応、楽器可の物件なので、常識の範囲内であれば楽器を使うことができます。

 1日15分程度。平日は19時まで。休日は午前11時以降と決めています。3階建ての2階の端に住んでいますが上下にどれくらい聞こえるのかは正直わかりません。人の話し声やテレビの音が聞こえてきたことは一度もないので、多分ですがそんなに聞こえてないとは思います。

 しかし、そうはいってもヴァイオリンって結構大きな音がでるので、消音器を用意しました。

消音器ってなに?



消音器(しょうおんき)、サイレンサー(silencer)は、発生した音を減らす装置のことである。

wikipediaより引用

 似たようなものに弱音器がありますが、こちらは音量を下げるものではなく主に音色を変えるものになります。

 消音器には私が知ってる限りでは3種類あります。それぞれにメリットデメリットがあります。

  • 金属製

  • ゴム製

  • プラスチック製



金属製の消音器



 ゴムやプラスチックにくらべて重い分、最も消音効果が高くなります。しかし、駒の上に乗せているだけなので、落下すると大変危険です。ヴァイオリンが壊れますし、床に傷がつきます。足の上に落ちたら泣けます。大きいので邪魔です。

ゴム製の消音器



 金属に比べると軽く、落下しても楽器を破壊することはありません。しかし、その分消音効果が減ります。そして形によっては弦に触れるため、買ってきてすぐ使えるものではないことがあります。特に分数ヴァイオリンでは使い物にならないことが多いようです。

プラスチック製の消音器



 商品としてプラスチック製の消音器は存在はするようですが、実物をみたことはありません。お手軽にできる消音器として洗濯バサミがあります。洗濯バサミでも消音効果はありますよ。

最強の消音器はコレだ!


 
 インターネットをさまよって、分数からフルサイズまでつかえて安全かつ消音性能も高いという、全部をいいとこ取りした消音器を発見しました。



PIANISSIMO バイオリン用ミュート



 ゴムのチューブに強力なマグネットが入ってる消音器で、駒を挟んでつかいます。


  • 軽い

  • 落ちない

  • サイズを問わない



 いいところしかありません。1/4サイズにつけるとこんな感じになります。

2015-05-29 09.50.45

2015-05-29 09.50.58

 かなり強い磁石でくっついているので外すときには注意が必要です。適当に引っ張ると駒が倒れる恐れがあるので片方づつ外します。つけるときもバッチーンとならないように注意が必要です。


まとめ



 オススメ度★★★★★

 扱いやすく消音性能もそれなりに高いです。がっつり消音効果を求める方には向きません。

 (非常に反則的な技ですが、チューニングを完璧にせずちょっとずらすと開放弦を弾いたときの音が小さめになります。開放弦の音量が気になるときにちょっとずらしちゃいます。。。)