うちでは非常時の食事としてアルファ米をたくさん備蓄しています。

家族に食物アレルギー持ちがいて、小麦と乳製品が食べられません。災害時に食料の配布が行われたとしても、それが小麦メインの食品(パンや乾パン、ビスケットなど)である確率は非常に高いと思います。また、カップ麺、クッキー、チョコレート、カロリーメイトなども食べられません。和菓子も物によっては食べられません。

アレルギーのない人からすると、普段何食べてんの?って思われるくらい食べられないものが多いです。

被災地で、小麦アレルギーの女子高生が、パン以外まわってこないのでしかたなくパンを食べたけど、全身痒みに襲われてしまったという、非常にかわいそうな映像を見たことがあります。

食物アレルギー持ち(米アレ除く)は、必ず、アルファ米と水を備蓄してください。非常時におにぎりはまず手に入りません。お湯が手に入らなくても、アルファ米は水で作ることができます。

外出時の防災ポーチには、ようかんが一本、飴が数個入れてあります。出先で非常食が配布されても、それが食べられるものとは限らないからです。多くはビスケットだと思います。

アルファ米を美味しく作るコツは、ほんの少し多めのお湯をいれて(注水線までだと私は固めと感じました)、お湯が行き渡るように下の方からよく混ぜることです。調味料の粉末を入れるものは出来上がったらお皿に出してよく混ぜます。袋の中ではなかなか混ざらないからです。「結構薄味だな」とおもったら調味料の粉末が下の方で固まっててものすごく辛かったです(^^;。アルファ米に限らずですが、平時に試してください。

アルファ米の他は、ツナ缶、果物缶を多く持っています。備蓄品として紹介されているような豊富な種類はもっていません。

一つ買ってみて、試しに食べてみて、「これ美味しいね!」ってなったら数を揃えると失敗しません。過去には賞味期限がきたのに誰も食べなくて、しかもあまり美味しくなかったものもありました(試食してなかった)。

アルファ米は一袋で茶碗2杯分できます。ちょっと高いと感じるかもしれませんが、手間を考えるととても便利だしとてもおいしいですよ。ぜひ試してみてください。



ヨドバシなら一袋から買えます