英語もできる日本人の育成はことごとく失敗してる感じしかしませんが、英語くらいできないと!!と思ってる人は結構いると思われます。
ちなみに私は以前から(英語のできない自分を棚に上げて)英語のできない日本人ばかりで日本やばいんじゃないの〜?と思ってました。英語って世界の共通語だし。日本語だけじゃ日本列島からでられない。
私自身は英検5級で(準2級くらいならいけると思う)、英会話はできません。
自分の英語苦労体験から、0歳児から英語教材を与えたり英会話教室に行かせたり、最近だとオンライン英会話をさせたりとみなさん結構がんばってると思います。
一方で、子どもには英語教育より日本語教育が重要である、とも言われています。
結局どうやったら英語のできる子どもになるんだ、という疑問が解決したので書いときます。
最初に書いておくと、0歳代からやるとラクです。理由は後述してあります。
【最重要】 毎日1時間半英語を聞かせる(4年間)
うちは生後9ヶ月からスタートしました。子供向けの掛け流し英語教材を使いました。ちょうどこの頃に教材を見つけたからスタートしただけで9ヶ月に意味はありません。CDには日本語は入っておらず、親による解説もしません。一応紙芝居方式の映像+音声DVDがありましたので、時々再生してました。この時、「これ見ようね!」みたいなのはせず、再生しておくだけ。チラ見されることもあったし、無視されて終わることも普通にありました。ここは気にしない。
毎日1時間半で4年必要だったので、できる限り早くスタートするのが望ましいです。毎日流していると、ある日子どもはなにかの音声が流れてることに気づきます。そして、「(意味が)わからないから止めてほしい」と言い出す日が来ます。そういわれても無視して続けるのがコツです。意識せずに流しておくのが重要だからです。「私(母)が聞いている」といえばOKです。
そのうち無視されていたDVDと毎日流されているCDが同じものだと気づきます。音声と映像がリンクする瞬間です。聞かれても説明はいらない。勝手に理解してきます。
「あ、ここ、公園行こうっていってるんだね」
「おとうさんかえってきたっていってるんだ」
とか言い出します。「そうなんだね〜」と軽く相槌打って終わりです。
毎日継続するという最も難易度の高いことを続けられたら勝ったも同然です。
STEP 2 英語のワークをやってみる(3歳〜)
4年掛け流し教材の前半2年はCDのみ、後半2年は英語のワークがついてました。といっても、かんがえてやってみよう!というのではなく、アルファベットをひたすらなぞったり線で結ぶだけ。子供が書けないなら親が手を添えて一緒に書きます。書くだけ。何も教えなくていいし聞かれたら答えればいいけど、「お母さんもわかんないや」でもOKです。確かCDもついてました。これも勝手に流しておけばOKです。聞いてるかどうかの確認は不要です。
STEP 3 ものすごく簡単な英語の本を読んでみる(4歳〜)
教材と同じ会社の出しているすごくページの少ない絵本(CD付き)を読み始めました。あらかじめ絵本のCDを1ヶ月ほど聞かせて、その後、本を開きます。親が読んでもいいし、CDを流しながら本を開いてもよいです。ここで文字と絵がリンクします。そして、「ワークでかいたことある!」とか「ワークでこれは〇〇っていってた!」とか言い出します。「そうなんだ〜」と軽く相槌打っときます。
*問題が発生する(幼稚園生時代)
英語はこんな感じの一方、日本語をおざなりにしたくなかったので、日本語の絵本を大量に購入し毎日よんでいました。すると、どうしても日本語の方が理解度があがり、英語を嫌がる様になっていきました。
「英語、意味がわからないから嫌」
といわれ、ワーク、英語の絵本を中断しました。だがしかし、絵本のCDはしつこく流し続けます。
「英語の絵本は読まないよ!!」
といわれたので「読まなくていいよ」といいながらひたすらCDだけ流しました。最終奥義「お母さんが聞いてる」で乗り切りました(聞いてないでしょって言われたけど笑)。
早くから始めるメリットはまさにここで、日本語力が上がると英語はすごく嫌がられます。特に押し売りして嫌いになられるのは何のメリットもないので、嫌がられたら引く、でも音声だけは流すで乗り切りました。
小学校時代(1年生)
自宅では英語は絶対やらないと子どもがいうので、外国人講師がいる子供向け英会話教室に行かせてみることにしました。
出迎えてくれた日本人講師によると、クラスメンバーはすでに3年以上教室に通っていて、結構難しい内容だからついていけないかも・・・といわれたので、とりあえず体験をお願いしました。
レッスンが終わって聞いてみたら「簡単すぎてつまんない」という感想でした。先生の指示なんか無茶苦茶簡単なのに、全員「わかんない!日本語で言って!!」と叫んでいたと言いました。日本人講師に英語で質問されたら日本語で答えていました。「英語だとなんて言うかわからないけど、何聞かれてるかはわかる」と。え?まじ?
外国人に接するのが初めての機会だったこともあってか、教室に通いたいというので行かせました。家ではすでに英語教材がなかったので、英語のニュースとか適当に流していました。
小学校時代(2年生)
転校した先の小学校で、授業後に外国人講師の英会話教室が開催されていたので行かせてみました。以前通っていた英語教室と似た様なもので、ゲームをして遊ぶがメインでした。会話っていうか英語に触れるって感じでした。小学校は英語の授業時間も多く、外国人講師の他、英語の話せる日本人教師がいたので、家で英語を避けられていた分学校が充実してた感じです。私もだんだん適当になり英語の音声を流したり流さなかったりになっていきました。
小学校〜中学校時代(小3年生〜中2年生)
ここから英語を学ぶことが始まりました。自学自習型の英語教室に通い始めました。イメージとしては公文に近いんじゃないでしょうか。CDをきいて自分で課題をこなし、先生にチェックしてもらう方式です。英語は勉強したことがない(ほぼ初心者)ってことで、最初のレベルのテキストをもらっていましたが、本人曰く、「簡単すぎてつまらん」らしかったので先生に相談したところ、幾つものテキストを飛ばすことになりました。先生から「まさかこんなにできるとは思わなくて、レベルチェックテストしてませんでした」と謝罪を受けました。ついでに「発音がとてもいい。ここまで綺麗な子は滅多にいない」と言われました。ちなみに私には全くわかりません。書いてある文章は読めるけど、自分で組み立てて話す力はまだありません。
小学校時代(4年生)
はじめて英検を受験しました。マークシートの塗り方と選択肢の選びかたを練習しました。英語の勉強はしてないっすね。。。5級合格でした。次の試験で4級合格。
小学校時代(6年生)
3級合格。面接のやり方くらい練習したと思います。
中学校時代(中1)
英検準2級合格。英作文と面接の対応をしました。あと、勉強らしい勉強をしたことがなかったので、文法とか単語とか載ってる過去問題集を1冊書いましたが、あまりつかわれませんでした・・・。
中学校時代(中2)
TOEIC Bridge(LR)を受験。85/100。英語教室の全課程を修了。この辺りから高校受験対策をちょっと考え始める。なんか英語やらないとーと思って基礎英語のレベル2と3をやってました。テキスト眺めながら聞いてただけです。。。
中学校時代(中3)
TOEIC Bridge(LR)を受験。91/100。英語力伸びたっぽいです。何も勉強してなくない?
この辺りから自己主張が激しくなり、親のアドバイスを受け入れ難い人になってきました。面接対策は本を買って渡したら自分でやってましたが、英作文の練習をしろと何度言っても「英作文くらい書けるわ!」と謎の自信を発揮して、みごと初不合格。
流石に懲りたらしく、英作文の練習をして8月の試験に備えたのに、コロナ(デルタ)が大流行して受験をやめました。
受験対策に、5ヶ月くらいオンライン英会話を毎日1時間受けさせました。目的は「聞き取りにくい英語を聞くこと」で、リスニング対策にしてみました。これのおかげか、過去問のリスニングは綺麗すぎる、とぼやいていましたが自信がついたようです。
高校生時代(高1)
第1志望校合格。
初めてTOEICを受験し、610点でした(え?すごくない?)。英語担当の先生に「発音がすごくいいですね!」と褒められました。英語話せる人が聞くと発音が綺麗らしいです。やっぱり私には全くわかりません。ちなみに、以前通っていた英語教室が「 TOEIC600点を目指す」だったので、宣伝に偽りなしですね。
学校は英語を話せる子がまあまあいて、毎日英語に触れられる環境のようです。すでに英語力はどのくらいあるのか全くわからないです。が、本人曰く
「英語なんて受験以外で勉強したことないけどできる。リスニングできるようになる方法をよくきかれるけど、最初からできるからどうやったらできるかなんてわからん。」
だそうです。ちなみに単語を覚えるとか文法を勉強するとか嫌いです。センター試験のリスニングは8割か9割くらいとれました(最後の方ぼーっとして聞いてなかったらしい怒。そして私は点数を忘れた)。
大成功じゃん!!!私すごいな!!(自画自賛)
以上です。
子どもの能力ってすごいですね。
ちなみに私は以前から(英語のできない自分を棚に上げて)英語のできない日本人ばかりで日本やばいんじゃないの〜?と思ってました。英語って世界の共通語だし。日本語だけじゃ日本列島からでられない。
私自身は英検5級で(準2級くらいならいけると思う)、英会話はできません。
自分の英語苦労体験から、0歳児から英語教材を与えたり英会話教室に行かせたり、最近だとオンライン英会話をさせたりとみなさん結構がんばってると思います。
一方で、子どもには英語教育より日本語教育が重要である、とも言われています。
結局どうやったら英語のできる子どもになるんだ、という疑問が解決したので書いときます。
最初に書いておくと、0歳代からやるとラクです。理由は後述してあります。
【最重要】 毎日1時間半英語を聞かせる(4年間)
うちは生後9ヶ月からスタートしました。子供向けの掛け流し英語教材を使いました。ちょうどこの頃に教材を見つけたからスタートしただけで9ヶ月に意味はありません。CDには日本語は入っておらず、親による解説もしません。一応紙芝居方式の映像+音声DVDがありましたので、時々再生してました。この時、「これ見ようね!」みたいなのはせず、再生しておくだけ。チラ見されることもあったし、無視されて終わることも普通にありました。ここは気にしない。
毎日1時間半で4年必要だったので、できる限り早くスタートするのが望ましいです。毎日流していると、ある日子どもはなにかの音声が流れてることに気づきます。そして、「(意味が)わからないから止めてほしい」と言い出す日が来ます。そういわれても無視して続けるのがコツです。意識せずに流しておくのが重要だからです。「私(母)が聞いている」といえばOKです。
そのうち無視されていたDVDと毎日流されているCDが同じものだと気づきます。音声と映像がリンクする瞬間です。聞かれても説明はいらない。勝手に理解してきます。
「あ、ここ、公園行こうっていってるんだね」
「おとうさんかえってきたっていってるんだ」
とか言い出します。「そうなんだね〜」と軽く相槌打って終わりです。
毎日継続するという最も難易度の高いことを続けられたら勝ったも同然です。
STEP 2 英語のワークをやってみる(3歳〜)
4年掛け流し教材の前半2年はCDのみ、後半2年は英語のワークがついてました。といっても、かんがえてやってみよう!というのではなく、アルファベットをひたすらなぞったり線で結ぶだけ。子供が書けないなら親が手を添えて一緒に書きます。書くだけ。何も教えなくていいし聞かれたら答えればいいけど、「お母さんもわかんないや」でもOKです。確かCDもついてました。これも勝手に流しておけばOKです。聞いてるかどうかの確認は不要です。
STEP 3 ものすごく簡単な英語の本を読んでみる(4歳〜)
教材と同じ会社の出しているすごくページの少ない絵本(CD付き)を読み始めました。あらかじめ絵本のCDを1ヶ月ほど聞かせて、その後、本を開きます。親が読んでもいいし、CDを流しながら本を開いてもよいです。ここで文字と絵がリンクします。そして、「ワークでかいたことある!」とか「ワークでこれは〇〇っていってた!」とか言い出します。「そうなんだ〜」と軽く相槌打っときます。
*問題が発生する(幼稚園生時代)
英語はこんな感じの一方、日本語をおざなりにしたくなかったので、日本語の絵本を大量に購入し毎日よんでいました。すると、どうしても日本語の方が理解度があがり、英語を嫌がる様になっていきました。
「英語、意味がわからないから嫌」
といわれ、ワーク、英語の絵本を中断しました。だがしかし、絵本のCDはしつこく流し続けます。
「英語の絵本は読まないよ!!」
といわれたので「読まなくていいよ」といいながらひたすらCDだけ流しました。最終奥義「お母さんが聞いてる」で乗り切りました(聞いてないでしょって言われたけど笑)。
早くから始めるメリットはまさにここで、日本語力が上がると英語はすごく嫌がられます。特に押し売りして嫌いになられるのは何のメリットもないので、嫌がられたら引く、でも音声だけは流すで乗り切りました。
小学校時代(1年生)
自宅では英語は絶対やらないと子どもがいうので、外国人講師がいる子供向け英会話教室に行かせてみることにしました。
出迎えてくれた日本人講師によると、クラスメンバーはすでに3年以上教室に通っていて、結構難しい内容だからついていけないかも・・・といわれたので、とりあえず体験をお願いしました。
レッスンが終わって聞いてみたら「簡単すぎてつまんない」という感想でした。先生の指示なんか無茶苦茶簡単なのに、全員「わかんない!日本語で言って!!」と叫んでいたと言いました。日本人講師に英語で質問されたら日本語で答えていました。「英語だとなんて言うかわからないけど、何聞かれてるかはわかる」と。え?まじ?
外国人に接するのが初めての機会だったこともあってか、教室に通いたいというので行かせました。家ではすでに英語教材がなかったので、英語のニュースとか適当に流していました。
小学校時代(2年生)
転校した先の小学校で、授業後に外国人講師の英会話教室が開催されていたので行かせてみました。以前通っていた英語教室と似た様なもので、ゲームをして遊ぶがメインでした。会話っていうか英語に触れるって感じでした。小学校は英語の授業時間も多く、外国人講師の他、英語の話せる日本人教師がいたので、家で英語を避けられていた分学校が充実してた感じです。私もだんだん適当になり英語の音声を流したり流さなかったりになっていきました。
小学校〜中学校時代(小3年生〜中2年生)
ここから英語を学ぶことが始まりました。自学自習型の英語教室に通い始めました。イメージとしては公文に近いんじゃないでしょうか。CDをきいて自分で課題をこなし、先生にチェックしてもらう方式です。英語は勉強したことがない(ほぼ初心者)ってことで、最初のレベルのテキストをもらっていましたが、本人曰く、「簡単すぎてつまらん」らしかったので先生に相談したところ、幾つものテキストを飛ばすことになりました。先生から「まさかこんなにできるとは思わなくて、レベルチェックテストしてませんでした」と謝罪を受けました。ついでに「発音がとてもいい。ここまで綺麗な子は滅多にいない」と言われました。ちなみに私には全くわかりません。書いてある文章は読めるけど、自分で組み立てて話す力はまだありません。
小学校時代(4年生)
はじめて英検を受験しました。マークシートの塗り方と選択肢の選びかたを練習しました。英語の勉強はしてないっすね。。。5級合格でした。次の試験で4級合格。
小学校時代(6年生)
3級合格。面接のやり方くらい練習したと思います。
中学校時代(中1)
英検準2級合格。英作文と面接の対応をしました。あと、勉強らしい勉強をしたことがなかったので、文法とか単語とか載ってる過去問題集を1冊書いましたが、あまりつかわれませんでした・・・。
中学校時代(中2)
TOEIC Bridge(LR)を受験。85/100。英語教室の全課程を修了。この辺りから高校受験対策をちょっと考え始める。なんか英語やらないとーと思って基礎英語のレベル2と3をやってました。テキスト眺めながら聞いてただけです。。。
中学校時代(中3)
TOEIC Bridge(LR)を受験。91/100。英語力伸びたっぽいです。何も勉強してなくない?
この辺りから自己主張が激しくなり、親のアドバイスを受け入れ難い人になってきました。面接対策は本を買って渡したら自分でやってましたが、英作文の練習をしろと何度言っても「英作文くらい書けるわ!」と謎の自信を発揮して、みごと初不合格。
流石に懲りたらしく、英作文の練習をして8月の試験に備えたのに、コロナ(デルタ)が大流行して受験をやめました。
受験対策に、5ヶ月くらいオンライン英会話を毎日1時間受けさせました。目的は「聞き取りにくい英語を聞くこと」で、リスニング対策にしてみました。これのおかげか、過去問のリスニングは綺麗すぎる、とぼやいていましたが自信がついたようです。
高校生時代(高1)
第1志望校合格。
初めてTOEICを受験し、610点でした(え?すごくない?)。英語担当の先生に「発音がすごくいいですね!」と褒められました。英語話せる人が聞くと発音が綺麗らしいです。やっぱり私には全くわかりません。ちなみに、以前通っていた英語教室が「 TOEIC600点を目指す」だったので、宣伝に偽りなしですね。
学校は英語を話せる子がまあまあいて、毎日英語に触れられる環境のようです。すでに英語力はどのくらいあるのか全くわからないです。が、本人曰く
「英語なんて受験以外で勉強したことないけどできる。リスニングできるようになる方法をよくきかれるけど、最初からできるからどうやったらできるかなんてわからん。」
だそうです。ちなみに単語を覚えるとか文法を勉強するとか嫌いです。センター試験のリスニングは8割か9割くらいとれました(最後の方ぼーっとして聞いてなかったらしい怒。そして私は点数を忘れた)。
大成功じゃん!!!私すごいな!!(自画自賛)
以上です。
子どもの能力ってすごいですね。
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