人生初なんですけど、海外送金にチャレンジしました。

といっても、銀行へ行ってやってもらうのは面白くないので、Wiseというサービスを使いました。

Wiseで海外送金にチャレンジ



Wiseのサイト

海外送金は国内送金と違い、為替が結構影響します。同じUS$100でも、日本円にすると金額が変わってきます。また、海外送金の手数料は国内送金と比べて高く、銀行によってかなり違うので注意です。

海外送金で銀行(窓口)を使うメリットは、プロにサポートしてもらえるところ、です。デメリットは為替レートがリアルタイムより高いこと、です。

今回利用したWiseは、送金の仕組みが通常の銀行送金と違います。私は海外銀行ではなく、Wiseの日本の口座(自分に割り当てられる専用の口座)に振り込みます。

Wiseで私からの入金が確認されると、海外のWiseの口座から相手先の口座へ送金されます。通常の銀行送金は「海外送金」ですが、Wiseの仕組みは「国内送金」である点が大きく違います。

Wiseはリアルタイム為替レートが採用されるので、手数料が高くてもトータル銀行送金よりとても安くなります(送金先によってはそんなに安くならないこともあるらしいですが)。Wiseのサイトで、手数料や日本円でいくらかかるのか等すぐに試すことができ、主要な銀行との手数料比較等が見られるので試してみると楽しいです。

さて、今回はニュージーランドの口座への送金を行いました。

相手から送られてきたのは、アカウント名(口座名義)、アカウントNo(口座番号)、スウィフトコード、金額です。スウィフトコードとは、海外送金で必要になるコードで、銀行名や支店名、所在地などがわかるそうです。

Wiseでの送金手順ですが、まずWiseで受取人(送金先)を登録します。今回はアカウント名、アカウントNo、のみ必要で、スウィフトコードは不要でした(入力するところがなかった)。また、「備考欄」に自分の名前を入れておきます。確か半角12文字です。名前以外でも相手から指定される文字列があったらここに入れときます。最後に確認できますが「送金証明書」にここで入力した文字列が記載されます。

口座情報に間違いないかよく確認します。なぜか口座番号に郵便番号入れちゃった人の話をみたので、気をつけました。

次に、送金する金額を決めます。たとえば請求書が25,000NZDだとします。Wiseからは一度に100万円までしか送金できません。25,000NZD=2,143,850円(1NZD=85円)になり送金できません。だから、分けます。

25,000NZD = 10,000 + 10,000 + 5,000

もちろん、これ以外の分け方でも大丈夫ですが、相手先の金額がバラバラになってしまうので、わかりやすいように私はこのようにしました。

すると、10,000NZD=857,524円となり、送金が可能になります。送金手続きの最後まで行くと、WiseのPayPay銀行の口座(私専用に割り当てられた口座)が表示されます。「後で入金する」を選び、2件目(10,000NZD)の送金手続きをします。同じように「後で入金する」を選び、3件目(5,000NZD)の送金手続きをします。同じく「後で入金する」を選びます。

それぞれ同じPayPay銀行の口座が指定されますが、送金手続きのタイミングでレートが変わります。送金する日本円が微妙に変わっているので。最後のPayPay銀行の口座が表示される画面で表示される「日本円の金額」をメモしておきます。

例えば、3件の合計が2,143,900円だとします。この金額を自分の利用している銀行口座からPayPay銀行の指定された口座に振り込み(まとめた金額で振り込めます)、Wiseのサイトでそれぞれの送金手続きで「入金しました」を押します。

しばらくすると、ステータスが「入金が確認されました、送金を開始します」等に変わっていきます。

日本からニュージーランドに送金したら、同じ日に着金しました。多分4時間くらいです。速いです!

送金が完了すると、「送金証明書」がダウンロードできます。

結構不安でしたが、ちゃんと届きほっとしています。注意点は「Wiseは銀行ではない」点です。だから危険だというわけじゃなく、銀行ではないことを理解した上で使いましょう。