何回挫折したかわからない英語ですが、ちょっと用事ができたので覚悟を決めてイチから始めます・・・。

毎度挫折する理由


日本に住んでいると英語なんて使わないので、たまに海外行くと「もっと勉強しておけばよかった〜」と思ってもしばらくするとすぐ忘れるんですよね。

必要ないんですよ。

英文を読む必要があっても、今ならDeepLで翻訳できるし、Webサイトなんかブラウザで翻訳できるじゃないですか。英会話なんて使う場面がありません。

必要のないことをやるなんて、純粋に好きじゃないとやれません('д` ;)

私と英語


はよ勉強せーやって感じですが、私と英語について語ります。
私の記憶にはありませんが、最初に英語に触れたのは3歳のときです。教会に併設された幼稚園に通っていたのですが、園長先生が白人の牧師さんでした。ほとんど日本語でしたが、英語も喋ってたようです(親から聞きました)。
次に私が英語に再会したのは小学4年生のときでした。仲の良かった子が通っていた英語教室に「行ってみる」?と親に聞かれたのです。当時私は週5日習い事をしていたのですが、空いてた日が英語教室の日だったので通うことにしました。教材が宅急便でとどいて、ワクワクしてましたね。
教室ではビデオをみて、ドリルをやって、先生は日本人でしたが楽しかった記憶しかありません。ただ、自分の習っている英語は本当に外国人が喋ってるのと同じなんだろうかと疑問を抱いていました。そんな時、「マイケル」という名の金髪碧眼の白人がやってきて自分の知っている英語を喋ったので、使われている言語を勉強してるんだと納得したのを覚えています笑。「毎日カセットテープを聴いてリピートする」という宿題がでていました。私は真面目なのできちんとこなしていました。
中学生になって半年経った頃、英検がありました。誰も受けないけど受験料が安かったので5級を受験しました。満点合格でみんなの前で表彰されました。スピーチコンテストの代表に選ばれたようですが、夏休みに転校してしまったのでコンテストにはでられませんでした。代表の話は友達からの手紙で知り、英語の先生が超がっかりしていたと書かれていました。
うちは父親が勉強なんか必要ない、というスタンスだったので、英語以外の学習塾は禁止されていました。英語教室はつづけていて、中学生になってからは学校の英語の予習がメインだったので、英語の成績だけ飛び抜けて良かったです。教科書は2、3回読めば暗唱できるほどでした。中学英語で困ったことはないです。

高校英語が最悪


英語しかできなかったので、底辺の進学校へ進学しました。底辺のくせに進学校ぶるので、大半が授業についていけない感じでした。350人中数人が国公立大へ進学、残りは底辺私立大へ進学、って感じです。
英語しかできない私は、高校英語にものすごく期待していました。英語教師は英検1級をもっており、私は先生の英語がわかるかどうか心配していました。しかし、リーディングは単語帳の作成と和訳英訳、グラマーは文法用語と品詞分解を延々やらされました。おまけに。高校の英語教師は英語が読めませんでした(いわゆる日本人読み)。そして年2回くらい学校にやってくるALTとの会話が、カタコト英語で・・・これで英検1級か・・・と英検に幻滅しました(英検は悪くないです)。
そんなわけで、ノートに英文を写し、単語帳を作成し、和訳英訳をやらされて、経験継続結果完了!と呪文を唱えさせられ、英語はまったくできなくなりました。

進学がやばい


できてた英語ができなくなって、もう進学も期待できません笑。そんな状態でも化学のおじいちゃん先生が丁寧に丁寧に授業をしてくれたので、なんと化学だけが突出してできるようになりました。これもおじいちゃん先生がいなくなっちゃって急落したんですけどね。結局進学は、出願したらはいれるとこ、になりました(数年後に勉強しなおして国立行きました)。

海外にいくたびに英語ができるようになりたいと思う


何度か海外に行きました。その度に英語がもっと話せたら楽しそうと思うんですが、自分ではどうすればいいのかわからないんですよね。数年に一回くらい思い出したように手持ちの教材を出してきたり新しいのを買ったりするのですが、長続きしません。このブログの過去記事みるとなんかやってた記録がありますが、今見ると「これじゃだめじゃない?」って感じしかしません笑

音読パッケージをやる


中学生の時なんであんなに英語ができていたのかなーと思い返してみると、教科書を暗記するほど読み込んでいたことを思い出しました。それも、中2になるころには2、3回読むと覚えちゃう状態でした。先生がびっくりしていましたね。だからテストもいつも95点くらいでした(授業でならったように和訳をかかないと減点されるので100点にならない笑)。
週1回、英語教室の先生が読んでくれる、学校の授業で週2、3回先生がよんでくれる、毎日自分で音読する(英語が好きだったから読んでた)の繰り返しでした。

あれ、これ、音読パッケージじゃん?と気づきまして、今回は音読パッケージを集中してやることにしました。

音読パッケージとは



この本です。うちには英語の教材をあつめるのが趣味の人がいるので、こういった感じの本が何冊かあります。英検2級のリスニング問題って書いてありますが、たぶん準2級がわかればわかる感じです。大学生の時のTOEICが300点だったので、本当は初級の方からスタートなんでしょうけど、中級の方が英文が好きなので中級を使います。以前に一通りやったことがあるので、読み出したら思い出しました。

音読パッケージのやり方


音声を聞いてリピーティングできるようにすることが目標で、そこに辿り着くまでの練習方法がかかれています。

1 これ以上わからないというところまで音声を聞きなさい
前にやったことがあるからか、ほとんど聞き取れます。といっても英語が理解できるわけではなく、ディクテーションできるという意味です。付属のCDはとてもゆっくりなのでほとんどわかります。あんまりゆっくりなのでちょっとスピードを上げて聞いています。リピーティングするときはゆっくりめで。

2 テキストを見ないでリピーティングしなさい
できないことの再確認のようです。1周目は確認しなくてもできないのでとばします笑。

3 テキストを見てリピーティングしなさい
ちゃんとCDと同じようにいうのがポイントかなと思います。英語が苦手な人のを聞いてると、CD聞いてんのか!というくらい別物です(^^;。

4 音読しなさい
CDと同じように言えるようになってから始めます。自己流リズムで音読してると意味ないかも。また「暗記しようとせず、自分の中に落とし込む感じで」という一見よくわからない指示があります。これはたぶん、自転車に乗ることみたいなもので、乗ったら自然に体が動くようにしましょうって感じなのかな?

5 テキストを見ないでリピーティングしなさい
しつこく音読していれば、すぐできるようになります(した)。ただ、音声を聞いて発音してるわけじゃないと思います。前回やったときは全部覚えてリピーティングしてました。というか、何回も音読してると覚えちゃいます。

6 シャドーイングしなさい
これは最初はやらなくていいと思います。だって日本語でやってみたらできなかったし笑。5のところと同じですが、覚えてたらできるし覚えてなかったらできません。ただ、最終的には聞こえてきたままリピートできるようにするんだと思うので2周目、3周目となればできるようになっていくかも?

自分でハードルを上げない


音読パッケージの指示をそのまま採用すると、すごく辛くて大変なことになりそうです。英語を苦行にしないために、自分用にアレンジして練習します。無理だな、難しいなと感じたら簡単にして繰り返す。できるようになったら少しレベルを上げることとします。まずは1冊どこでもリピーティングできるように練習していきます。